Lab Director

井澤 淳, PhD 准教授(システム情報系)

工学システム学類
知能機能システム専攻
エンパワーメント情報学プログラム
ヒューマニクスプログラム
email: izawa*emp.tsukuba.ac.jp, izawa*iit.tsukuba.ac.jp

Members


杉山 太成
博士研究員
筑波大学エンパワーメント情報学プログラム修了(博士(人間情報学))
  学長表彰受賞

2016年にHEBBS labに参加し、翌年にエンパワーメント情報学プログラムに入学しました。UCLAにて認識科学(Cognitive Science)学部を専攻しており、現在は外部刺激(例: 報酬、トレーニング環境)が運動における行動や学習にどういった影響を与えるかを研究しています。それらを解明し、また有効活用する事によって将来的に運動リハの向上やロボリハのシステムの開発を目指しています。その他にTMS、tDCS、ニューロイメージング、計算論的神経科学に関する経験があります。メタ学習に関する論文が Nature Communications, European Journal of Physical and Rehabilitation, とPNASに出版されました。


石川 椋太
ヒューマニクス 博士課程・日本学術振興会特別研究員 DC2
筑波大学大学院 感性認知脳科学専攻 修士(行動科学)卒

2018年に大学院進学後、HEBBS labに参加しました。修士(行動科学)を取得し、2020年にヒューマニクス学位プログラムに入学。これまでの研究では、VR環境を用いて、「身体性意識 Bodily self-consciousness」の生起・変容プロセスを運動学習という視点から検討してきました。現在は、身体性意識の変容が人間の知覚に及ぼす影響について研究しています。将来的には、VR体験によって知覚が変容する脳内基盤を明らかにし、それを利用した人間の知覚体験(痛みなど)への介入を目指します。研究成果がiScience誌から出版されました。[プレスリリース]


田 家興
エンパワーメント情報学 博士課程
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学領域 修士卒

私は2022年にHEBBS lab に参加し、エンパワーメント情報学プログラムで勉強することになりました。これまでの研究は、報酬刺激に基づいて、人間の意思決定における「探索」と「活用」の戦略モデルを研究しました。現在は、メタ認知理論に基づいて、運動学習の数学的モデルについて研究しています。将来には、ヒトの脳の動作原理を明らかにすることで、強力な人工知能モデルとアルゴリズムの開発を目指します。


李 孟紘
ヒューマニクス 博士課程
陽明交通大学院 脳科学専攻 修士卒

2022年に大学院進学後、HEBBS labに参加しまし、ヒューマニクス学位プログラムに入学。陽明交通大学院にてディープラーニングで脳波から痛みが抑える音楽を生成するテーマをしており、現在は睡眠が運動における行動や学習にどういった影響を与えるかを研究しています。これらを解明することで、将来的には研究経験を応用して運動リハの向上や老人医療を目指します。



博士前期課程:
Zheng Younglig(IMIS), 福田 悠斗(IMIS),田表 怜(IMIS),新井 杜和(IMIS), 山本哲也(EMP)
卒研生: (工学システム学類4年生) :
B4, Interdisciplinary Engineering Program: Yamato Irie



卒業生


Lucas Dal'Bello, PhD

Researcher at Laboratory of Neuromotor Physiology at Fondazione Santa Lucia (https://www.hsantalucia.it/en/laboratory-neuromotor-physiology-research#ricercatori
エンパワーメント情報学 博士課程 ・文部科学省国費外国人留学生
サンパウロ大学 分子科学プログラム学部卒
茗渓会賞受賞
私はは2017年にHEBBS labに参加し、2018年4月にエンパワーメント情報学プログラムに入学しました。ブラジルにサンパウロ大学(USP)で分子科学プログラムを卒業し、そこでEMGと線形システムモデリングと計算神経科学の経験を積みました。研究上の興味は運動制御に関連する数学的モデリングと実験を通じて、運動制御に関連する情報が人間の脳でどのように処理されるか調べることです。脳における情報処理の仕組みを解明することにより、運動障害の診断と治療のための新しい技術や装置の開発、人間の機能を補完し拡張する装置の開発に貢献する予定です。研究成果がNeural Networks誌から出版されました。 引き続いて、新しい運動学習理論がNeural Networks誌から出版されました。[プレスリリース]


武 亦豪
京セラ株式会社
筑波大学 エンパワーメント情報学プログラム修了 博士(人間情報学)
 グローバル教育院長賞受賞

私は2018年にHebbs lab に参加し、2019年からエンパワーメント情報学プログラムで勉強することになりました。私は筑波大学工学システム学類を卒業し、現在は工学の観点から報酬に基づいたヒトの学習行動を研究しています。これらを解明することで、ヒトの脳に対する理解を深めることとともに、人工知能の発展に繋がることを期待できると考えています。Regret強化学習がリリースされました。 さらに、強化学習における内部モデルスイッチに関する成果がNeural Networks 誌から出版されました。

Collaborators